第１９回−３・４日目−実施風景
３ 日 目
−西宮コース−
参加者約５０人		 〔日　時〕　２０１７年８月８日（火）午前９時３０分〜１１時
〔コース〕　阪急苦楽園口駅　→　ニテコ池　→　喫茶パボーニ跡　→　夙川公民館前
〔距　離〕　約２．５km


阪急苦楽園口駅からスタートしてニテコ池へ。
アニメのなかで、清太と節子が暮らした防空壕があった場所として描かれています。


特徴的な形の給水塔を遠くに望みながら解説。
この日も実行委員、尼崎メンバー、史料ネットのボランティアなど計7人が案内しました。






アニメでは、ニテコ池の東側の斜面に防空壕があったように描かれています。
現実にはこの場所ではなく、池の南東から住宅地へと下る道沿いの斜面に防空壕があったそうです。


ニテコ池の南の住宅地へ。野坂さんが幼い妹を連れて頼った親戚の家があった場所。
かつてこの右手の水路には、無数のホタルが乱舞する姿が見られたそうです。


アニメのなかでもこのあたりが、
清太と節子が滞在したおばさんの家があった場所として描かれています。


親戚の家があった付近。西側の斜面やニテコ池の方角を望む場面がアニメにも登場します。




急角度の西側斜面を昇る。


斜面の上から東方向、住宅地を望む。この視点のカットもアニメに出てきます。


阪急神戸線に向けて、南へと下っていきます。


阪急を越え、山手幹線も越えてやや東、小説に登場する喫茶パボーニ跡。
文化人が集う有名な喫茶店でしたが、阪神・淡路大震災に被災し取り壊されました。






跡地に残るコンテナに、かつての姿を写す写真がプリントして貼られていました。
地元のみなさんが愛した、さぞ素敵なたたずまいだったのでしょうね。




夙川を渡り、夙川公民館の前で最後の解説ののち解散。参加者のみなさん、お疲れさまでした。

４ 日 目
−西宮コース−
参加者約６０人		 〔日　時〕　２０１７年８月１１日（金、祝）午前９時３０分〜１１時
〔コース〕　阪急苦楽園口駅　→　ニテコ池　→　喫茶パボーニ跡　→　夙川公民館前
〔距　離〕　約２．５km


阪急苦楽園口駅の東側、夙川沿いの公園に集合してスタート前の説明中。
この日は参加者が約60人と多かったので、2班にわけて歩きます。
実行委員、尼崎メンバー、神戸空襲を記録する会など計8人が分担して案内。


ニテコ池へ。給水塔を望む。


ニテコ池の南側道路にて解説を聞く1班参加者のみなさん。




ニテコ池の南の住宅地へ。野坂さんが幼い妹を連れて頼った親戚の家があった場所。
かつて無数のホタル見られたという水路沿い（1班）。


住宅地西側の急階段を昇る（1班）。このカットもアニメに描かれています。


喫茶パボーニ跡へ（1班）。




こののち、夙川公民館前に移動してまとめの解説を行ない、1班は終了です。


続いて2班。ニテコ池での解説風景。




ニテコ池南東の道路を下り、おばさんの家があった住宅地へ（2班）。
向かって左側の斜面には、かつて防空壕があり、野坂さんの姿が見られたという証言も。




住宅地西側の道を南へと下る（2班）。


喫茶パボーニ跡（2班）。


2班も夙川公民館前で最後の解説ののち解散。こうして2017年の火垂るの墓を歩く会全日程を終了しました。
今年も多くの方にご協力をいただき、4日間の歩く会を実施することができました。ありがとうございました。

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